痛くないから大丈夫。
本当に、そうでしょうか?
人間には、認知のクセや限界があり、
「感じていないだけ」という状態が、普通に起こります。
身体のサインに気づけていないだけで、エラーが静かに積み重なっていることは、決して珍しくありません。
歩く、座る、止まる。
走る、跳ぶ。
投げる、蹴る──。
こうした動きが思うように変わってこない背景には、
捻れ・歪み・張り付きといった、
身体のどこかに潜んでいる構造的なエラーが影響している可能性があります。
痛みが出た頃には、すでに「結果」として現れているだけ、ということも多くあります。
だからこそ──
「痛みがあるかどうか」ではなく、
自分の身体が、いまどう動いているのか?
そこに意識を向けてほしいと考えています。
隠れているものに気づける選手は、
修正のチャンスを先に掴むことができます。
それは、怪我を防ぐだけではなく、
自分の身体を「味方」にできるという、大きな武器になります。
身体を感じながら扱えるようになると、
プレーは変わり、結果が変わり、
その積み重ねが、やがて「生き方の質」すら変えていきます。
痛みがない今こそ、伸びるタイミング。
見えていないもの、感じていないところにそっと目を向けていくことが、
未来の自分を守り、育てていく力になっていきます。
