Conditioning

【 コンディショニングの整理と定義 】

コンディショニング(Conditioning)とはなんでしょうか?

多くの場合「調節、調整、身体の調子を整える」という答えになると思います。

それに加えて、コンディショニング(Conditioning)という言葉には、もう一つ意味があります。
それは「条件づけ」というものです。
なお、この「条件づけ」というのは心理学的用語で、「人や動物に対して、一定の操作により特定の反射や反応を引き起こすよう学習させること」という意味になります。

わたしはそこからの解釈として、
コンディショニング(Conditioning)とは、
「条件が良くなるように、心と身体の調子を整えること」と考えております。

では、条件とは?

スポーツのプレーを向上させるためや、生活を快適に送るための身体・動き・意識の条件ということです。

その条件を細かくすると、例えばスポーツ的な部分で言えば「パワフルさ、スムーズさ、すばやさ」などといった要素になります。

それらが向上するように
◎ストレッチ
◎フロー・エクササイズ
◎ウエイト・トレーニング
◎フットワーク
◎ファンダメンタル・ドリル
などに丁寧に取り組んでいくのです。

さらに、身体が適切に動いてくると、心にも確実に良い影響を与えることができます。
昔から言われている「心身一如」や「心技体」というのは、文字通り切っても切れないものなのです。

そういう意味でいくと、例えば普段行っているスポーツの練習そのものも、実はコンディショニング(Conditioning)と呼べてしまうわけです。ただ、そうしてしまうと非常にわかりにくくなってしまうので、そこの部分は分けて表現をします。

結論として、コンディショニング(Conditioning)とは、

「スポーツのプレーを向上させるためや、日常生活を快適に送るための条件が良くなるように、身体・動き・意識を整えてパフォーマンスを上げること」

と整理して定義したいと思います。


コンディショニング(conditioning)
ストレッチ 身体が働くようにする
フロー・エクササイズ 力の流れをつかみ、身体を使えるようにする
ウエイト・トレーニング 力を出して身体を使えるようにする
フットワーク 実際の動きに身体を使えるようにする
ファンダメンタル・ドリル 実際のプレーで身体を使えるようにする

正直にお伝えしておきたいこと。

Epochのコンディショニングは、
しなやかさ・すばやさ・力強さを育み、「体のキレが良くなった」「ジャンプが高くなった」と感じる指導者や選手が増えていきます。
痛みの改善やケガの予防にもつながります。
さらに、そのプロセスで精神的な成長も見られます。
つまり、パフォーマンス向上に大きな効果があります。

ただし、あえてお伝えすると──
・時間もお金もかかります。
・まったく話を聞かない。
・周囲との調和を乱してしまう。
・自分を良くしようという気持ちが極端に欠けている…。
そんな姿勢のままでは、成果は出にくいのが現実です。

でも、
最初は不安があっても「ちょっと頑張ってみよう」と思える方であれば、
必ず変化の兆しが見えてきます。

コンディショニングとは、
「身体だけでなく、心にも向き合っていく時間」。
その一歩を、一緒に踏み出せる方と歩んでいきたいと思っています。

投稿日:2018-12-09

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