その一言の奥には──
いまより向上したい、理想に近づきたいという願いがあるはずです。
確かに、ジャンプ力やスピードには、確かに生まれ持った要素──いわゆる“才能”が関与します。
骨格、腱の長さ、筋肉の質、神経の反応速度など、スタート地点に差があるのは事実です。
しかし、それは“結論”ではありません。
動きの質、身体の扱い方、意識の向け方といった、自分で育てられる領域が存在します。
ここに気づけるかどうかが、成長の分岐点になります。
つまり、“いまの自分”には まだ伸びしろがあるということ。
だからこそ、いま足りていない身体と動きを、
意識・心・知識の力で引き上げていく必要があります。
ここに立てる人だけが、先へ進めます。
では、うまく跳べない理由の一つ。
それが「股関節」です。
強さ、柔らかさ、使い方…
どれか一つ欠けても、力は地面に伝わりません。
股関節には、少なくとも約20個の筋肉が関わっています。
そして──そのすべてが 跳ぶ動作に関係します。
だから、
「このトレーニング!」
「このストレッチ!」
「このエクササイズ!」
形だけを真似しても、
すぐに頭打ちになるのです。
本気で跳べるようになりたいなら、
自分の弱いところや硬いところを、
“観察する姿勢”が必要になります。
それは、面倒に感じるかもしれません。
しかし、その視点を持った瞬間、
“問いの質”が変わります。
「どうすれば跳べるか?」
ではなく、
「自分の身体の何が、跳ぶ邪魔をしているのか?」
という、より具体的で、
未来につながる”質問”へと変わっていきます。
身体・動き・意識・心・知識。
誰もが、どの分野でも、最終的には
この5つの柱(Epoch Five)に行き着きます。
その入口として、
まずは“跳ぶための股関節”について、
少しずつ伝えていきます。
そしてそれは、跳ぶ動作だけでなく、
あらゆる動きの土台にもなります。
才能は入口かもしれない。
しかし、成長は“選択”の結果です。
だから、一つだけ確かなことがあります。
──気づいた人から、変わり始める。
