Diary

「ランニングマン」から考えてみました。

ずいぶんとヘタクソな動きですが…💦
先日の高校生女子バスケットボールのコンディショニング指導時に、話の流れで行うことになったダンスステップ「ランニングマン」の動画です。

まず、なんとなく行ったわたしの「ランニングマン」を見たある選手が、
「それは…なんか違います!」と言ってくれたので、その選手におそらく正しいであろう方法を見せてもらいました。

それによって「前脚を2回引く動き」であることが分かり(その選手自身は、上手くできるけれど、きちんと説明はできない状態です)、その後に一応正しい?「ランニングマン」を初めて行いました。

この時点では、床を引っかくようにしてしまったら前には進めないということを選手たちに伝えるために行ったものでした。
しかし、それと同時に、
「これは観点を変えたら、ランニングの練習になり得るな…」ということも感じていました。

そして本日、動画サイトにてプロのダンサーさんによる「ランニングマン」の解説を確認。

その方曰く、やはり「前側の脚を2回引く動き」で正解でした。
なお、多くの人はそれを間違って1回で引いてしまっているとのことでした(最初のわたしもそうでした)。

正解が分かったところで、あらためて選手たちの動きから「ランニングマン」を考えてみますと…。

膝周りを中心に動かしてしまう人は1回で引いてしまいがちなようです。
要するに、脚のチカラを中心に、もも上げのリズムを変えて行っているだけの感じです。

それに対して2回引く動きを行おうとすると、体幹から脚をタイミングよく動かさないとできません。
さらに、脚を引き上げることより、地面や床に向かって押す動き=股関節を伸ばす動きの方が重要になっているということも分かりました。

ここで、いつも選手たちに言っていることとの整合性が出てきます。
それは、
「片方の脚が体幹からしっかり押せれば、反対側の股関節はきちんと曲がる」ということです。

多くの指導者が、股関節をしっかり曲げなさいとか引き込みなさい…と言っています。
間違いないことです。
常に両脚を揃えて動くのであれば、それで良いとも思います。
しかし、歩くにしても、走るにしても、左右が別々に動きますし、実際はその方が多いわけです。

そのためわたしとしては、股関節を曲げることよりも、伸ばすように力を出す動き=地面や床に向かって押す動き=Elongation(エロンゲーション)の動きから認識を図っていった方が、進むにしても、跳ぶにしても、力を出すにしても変化を掴むのが早く、そして大きいのではないか?と考えております。

ちなみに「ランニングマン」は、走る動きの分解をしながら前に進まずに行うということで、地面や床を押しておきつつ足先の力を抜いて滑らせるということが必要となりますので、いわゆる余計なチカラを抜くための感覚づくりに繋がると思います。

さらに注文すべきは、股関節の状態に不具合がある方の脚は、動きが大きく乱れるということです(自分で行ったときにもこれをはっきり感じました)。
それを観察することで、認識を深めることもできます。
そしてその改善のために、3Sムーヴメントが重要となることも分かると思います。

この辺りも踏まえて「ランニングマン」を捉えてみると、進むための感覚づくりに有用な部分がかなりあるという考えに至りました。
加えて、スポーツに必要なリズム感も学ぶことができます。

長くなりましたが…そんなわけで、ちょっとあれこれ工夫しながらコンディショニングに取り入れていってみようと思った次第です。

さっそく今日のコンディショニングでもみんなで取り組み、話を拡げていきました。
(わたしもこの動画のときより少しは上手くなりました笑)

引き続き、工夫しながら丁寧に取り組んでまいります🕺

-Diary

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