Diary Epoch Workshop

“順番”を通じて“循環”を観る

物事を学ぶとき、
わたしたちは多くの場合、順番を踏みます。

第1章、第2章…。
1年生、2年生…。

順番に進んでいくことで、
理解は少しずつ積み上がっていきます。

確かに、
これは学ぶ側からも、伝える側からも、とても分かりやすい方法です。

しかし、ある程度学びを進めていくと、
あることに気づくはずです。

物事というのはそれほど単純ではない。
むしろ、少し混沌としている。

そして、
多くのことが互いにつながり、関係し合っています。

つまり、
物事は必ずしも順番通りに進むわけではない
ということです。

例えば、

第5章まで学んだあとで第1章を読み返してみると、
以前とはまったく違うことが見えてくることがあります。

あるいは、
中学3年生になって小学1年生の教科書を見たときに、
新しい視点が生まれることもあるでしょう。

つまり、
物事は単純に前へ進むだけではありません。

行ったり来たりしながら、
少しずつ深くなっていきます。

ここで見えてくるのが、

“じゅんばん(順番)”
ではなく
“じゅんかん(循環)”
という視点です。

確かに分かりやすいのは順番です。

ただそれは、
本来は循環しているものを、私たちが理解しやすいように順番に並べているに過ぎません。

本質的には、
物事は循環の中で深まり、
理解もまたその往復の中で育っていくのではないでしょうか。

そして、この循環の構造は、
私たちの身体の働きにもそのまま当てはまります。

呼吸も循環です。
血液の流れも循環です。
運動も循環です。

身体は状況に応じて調整を繰り返しながら、
常にバランスを取り続けています。

姿勢も、
動きも、
こうした調整の中から生まれてきます。

つまり、
私たちの身体もまた循環の中で成り立っているのです。

身体は全体として、
常に循環による調整を行っています。

その循環がスムーズに働くように律すること。

それが、Epoch Workshopの調律、
つまりコンディショニングです。

この視点は、
脳と身体の関係を考えるときにも、とても重要になります。

特に、

姿勢
運動
そして脳の調律機能

などを考えるときには、
順番ではなく循環という見方が大きな意味を持ってきます。

これから、
その循環の中心とも言える脳の働き、

とりわけ小脳と姿勢・運動との関係について

少しずつ掘り下げていきたいと思います。

気づいた人から変わり始める。

-Diary, Epoch Workshop

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