いわゆる自粛期間のWEBでの取り組みを経て、最近は普段の指導の時も出来るだけ動画を撮るようにしています。
当然わたしが撮影をすることが多いわけですが、説明したり試技をしたりする際は自分では撮れません。
そこで三脚でスマホを固定したり、選手に三脚ごと渡して撮ってもらったりしています。
選手に撮ってもらう際には、
「ここをアップで…、こっちから…、この角度で…」と言ったかたちで軽くお願いも出したりします。
先日の指導時に、カメラマンをお願いしていた選手に撮影の感謝を伝えつつ、尋ねてみました。
「カメラを撮ってると、何を言ってるのか?どこを見るのか?なにをすればいいのか?というのが分かってくるでしょ?」
「はい、そうですね。分かってきます!」
そうなんです。
わたしは、かつての師の指導現場を撮影および編集し、YouTubeにアップしてブログとともに公開するということを業務の一つとして行っていました。
最初は、どこにフォーカスを向けて撮ると効果的なのか?などがなかなかおぼつかなかったわけですが、段々とカメラを通してよく見えてくるもの、分かってくるものが増えていきました。次に何をするのか?という予測もできるようになりました。
これは「聞くと観るが合わさって脳が働き、感じ取る」ということができるようになったのということだと思います。
これも感覚の向上と言えると考えます。
そしてそれは、選手でも同じことが起こるのです。
また、スマホやカメラという道具が必要にはなりますが、道具は使いようによって、大きく役に立つということでもあると思います。
しかし、その撮った動画を編集してあとで見直してみると、その時に見えたはずのものとちょっと違うのです。
「あれ?」と感じました。
そのため、WEBにアップしたりすると、
「冨樫さん、あれ難しくて分かんないよ〜」と、ご覧になった先生から言われたりもしました。
この事実もまた重要だと思います。
その時にただ聞いているより、スマホなどで撮影しながら観た方が得る情報が大きい。
ただし、それを後から動画として観ると得られる情報が少なくなる…。
動画に写っていない空気感や雰囲気…そういったものが情報に与える影響もかなり大きいのだと考えます。
やはり、カメラは全てを写さないということです。これはこれで、非常に面白いと感じます。
ちなみに、実は以前から自発的に自分たちのスマホでわたしの説明や試技を撮影をしたり、お互いを撮りあって確認したりしていたチームがありました。
そういうチームの選手たちは上達も非常に早かったのです。
ただ学校によっては、スマホを持ってきては行けないなどの事情もあります。
それであれば、わたしのスマホで撮ってもらえばいいわけです。
このような経験をもとに、いまは実演から編集まで全部1人で行いYouTubeに公開などしています。
面白いか?と言われれば、つまらないものですので、残念ながらほとんど観る人がいませんが…😅、現場の選手へのフィードバックとしては役に立ちつつあると思います。
さらに選手たちの感覚が向上するように、「動画を撮影する」いう行動からうまく役立てていこうと思います。
