足は足でやっぱり色々あります。
様々なチームを見させていただいていて…自分のチームの選手たちの足をよく見る監督は、ほとんどいないのではないか?と思います。
それよりも何よりも…。
現場でのやり取りから察するに、自分自身の足をよく見たことがない選手の方が多いようです。
シューズ(例えばバッシュ)のメーカーやデザインはとてもよく見るのですが、肝心の中身は見ない…。
これもまた”ニンゲンアルアル”なのかな?と感じます笑
先日は舟状骨から足へアプローチをしてみましたが、舟状骨が内側に飛び出ていて、さらに楔状骨(中間の場合と内側の場合有り)の遠位が飛び出て、近位が凹んでいる…という選手が何人かいました(よくある話と言えば、よくある話です)。
面白いことに、本人は「痛くないです…」と言います。
その辺りの事実を選手全体で共有できたのが、まずは大きかったと考えます。
なお、そういう状態になっている選手は、実際に動くと、やたらと背中から腰が反ってしまったり、どうしても動き出しに無理矢理な感じが出てくるような傾向が強いように思います。
足は足でアプローチしますが(さらなる自己研鑽が必要です)、常にそこから全身へ話を持っていかないと改善しないよな〜と当たり前のことをあらためて実感した次第です。
