最終的にダイナミックな動きをするために必要な、体幹の安定や腹圧など…。
その力や動きを出せるようにするためには、まずお腹まわりを柔らかくして力を抜いて、それからお腹をコントロールできるようにならなければいけない。
もしくは、その道を辿っていった方が、間違いなく力や動きを出せるようになるのが早くなります。
「力が抜けると、力が出せるようになります。」
ただし、そもそも動かしやすいところではないので急にうまく動かせるようにはなりませんが、取り組みの前後で大きく変わります。
そして、ここをすっ飛ばして股関節だのなんだのやっても…やっぱり最終的な動きが違うのです。
そのようなことを、選手たちとのセッションを通じて、あらためてハッキリと認識できます。
選手たちの変化が何よりの証拠だと感じます。
自粛期間が少しずつ開けて、あらためてその前後を実感する選手たち、動きの違いを認識してくださる監督さんたちが増えてきました。
ちなみに今回は、脱力して呼吸、横隔膜を触りにいく、お腹をえぐるように絞る、お腹を絞ったまま呼吸、背骨を動かす…などを行っています。
もちろん動画での表現がすべてではありません。
選手たちがこういうことをきっかけに自分の身体と向き合い、プレイやスキル向上のためのヒントにしてほしいという観点で行っています。
引き続き丁寧に進めてまいります。
※世の中には色々なやり方がありますので、自分の方法をなんちゃらシステムとか、絶対的な方法だとか言うつもりはまったくありません。