Diary

『現場から 2023.04.29』

「トガシコーチ〜!ほら〜、だから言ったでしょ!」

公式戦勝利後に、ニコニコしながら選手が言ってきました。

数日前に、
「今度の試合、久しぶりに行けそうだから行くよ。」
「え!?マジっすか?やった〜!これで勝ったな。」
「なに言ってんだよ、ちゃんとやらないと。」
「冨樫コーチ来ると負けないから。」
「いや、まったく関係ないぞ、そんなの。」
というような会話を選手たちとしていたのです。

そんなわけで、どうかな〜?と思って行ってきました。

会場に着くなり、
「冨樫さーん!!」と大声で、遠くから手を振ってくる点取り屋くん。
「ちょっとお尻を整えてください」と言ってくるエースガードのキャプテンくん。
「あ、次!俺もお願いします!」と列に並ぶ2年生ガードくん。
「俺、おかしいところ見えるようになってきましたよ!」と言いながら、パートナーのメンテナンスをする3年生くん。

この子たち、本当に変わったな〜と感じました。
当初、それはそれは嫌そーーーに、めんどくさそーーにコンディショニングを受けてたなんてことが信じられない状況です笑笑

ごちゃごちゃ言いすぎず、こちらを押し付けすぎず、彼らのペースを側で見ながら…待ちました。
彼ら…だけではなく、色々なチームの選手たちのおかげで、わたし自身もずいぶん変わったと思います(まだまだ足りないところだらけですが…)。

さて、試合の方です。
わたしもベンチに入って応援したわけですが、あれあれ?という場面がたくさん笑笑

しかし、どのように贔屓目に見ても、動きが全然違います。
ちなみにここまで勝ち上がってくると、大きな選手が出てきますので、こちらは基本的にミスマッチ、パッと見では絶対に強そうに見えません笑笑

結局、終始リードを保っての勝利。
それで、冒頭のセリフとなったわけでした。

走り出し、動き出しのスムーズさ。
ディフェンスの姿勢、1歩目。
リバウンドの跳びつき、ジャンプそのもののすばやさ。
クイックでのジャンプ・ショット。
スリーポイント・ショットの動き。
それらをそれぞれ見ると、よく変化してきているな〜ということが分かりました。

もちろん、この変化の一番の要因は、彼らの日々の練習と監督やご家族の指導です。

“勝ち負けを味わいつつ、未来に向けての自己研鑽”

若い選手たちには、これが必要だと思います。
引き続き丁寧にサポートしてまいります。

-Diary

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

保護中: 2017.04.29

この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。

動きが出てきました

先日の大学生バスケットボール選手のパーソナル・コンディショニング。 彼が中学時代からの付き合いとなっている選手です。 捻挫からの回復が長引いているとのことで、コンディショニングに来ています。 先週来た …

これからのWEBとのつきあい方

これから、WEBでの双方向授業や講習を実施される方、それを受ける方がかなりの勢いで増えてくると思います。 わたしも手探りながら、3月の初めよりWEBでのチームコンディショニングに取り組んでまいりました …

うわ!やばい!かるい!!

「うわ!やばい!かるい!!」 先日ブログに書いた、中学2年生の選手の叫びです笑笑 先日の簡易調整(といっても4〜5分)のあと、少し姿勢を気にしながら生活していたようです。 今回は練習開始前に少し時間が …

その人にはその人の適切がある

女子駅伝をテレビで観ながら、なぜ高校生の大会が中止なのか…もう理由すらつけられない…と虚しくなりました。 駅伝の方は、不破聖衣来選手の走りにビックリしました。外見的なフォームからも、まったく違う次元で …

This Page

Conditioning

お問い合わせについて

Diary

About(代表者)

チーム指導の実績

”治療”について

新着記事