昨日(2020.05.19)は中学生女子バスケットボール部のWEBコンディショニングでした。
ざっくりした流れは以下の通りです。
◎WNBA選手の動画鑑賞
◎動画についてディスカッション
◎イスに座った姿勢(いまは特に座っている時間も長いため)と呼吸についての確認と実践
◎全身エクササイズ(15種類以上)
◎お尻の感覚づくり中心としたトレーニング
◎ストップの姿勢の感覚づくり
◎ストップからクイック・ジャンプのための感覚づくり
◎パンチストップの感覚づくり(姿勢、力の入れどころ、上半身の使い方、足のつき方など…)
◎ボールハンドリング(これがまたみんな速い!高校生男子も真っ青!)
一つ一つじっくりと意識しながら取り組むことで、良くなってきたところをたくさん見ることができました。
WNBA選手の姿勢や動き、そしてプレイも参考にしつつ、なぜ小さな動きやゆっくりした動きからの感覚づくりが必要なのか?ということも共有できたと思います。
なお、昨日もブレイクアウトルーム、ペアチェックなどを行いつつ進めていきました。
途中のトレーニング時などでは、写真を撮って共有し、そこへ書き込みをして姿勢の改善ポイントなどを視覚化していきました。
それにしても便利な時代です。
わたしとしては、特にスポーツ選手なので目に見えるものからの情報ばかりを頼るより、自分で内観して感じ取ってほしいところではあります。
ただ現状では、いくら手を尽くしてもやはり現場での実践より伝達度やスピードが低くなることもあります。
そこで割り切って、少しでも理解を進めてもらえるように色々な機能を組み合わせて使っています。
またそうしていますと、新たな伝えかたを見つけたり、現場での実践を超えるような伝わりかたを見ることができたりもします。
とにかく、このような取り組みを繰り返してきたことで、例えば体幹部・股関節・足関節という力の流れについてもだんだんとつかめてきているように感じます。
この時間のなかでも、各自の姿勢や動きがどんどん変わっていき 「あー、いいね!OK、OK!」という声がたくさん上がりました。
この状況で色々と思うところがあるに違いないですが、それはそれとして、いまに集中している姿に感銘を受けます。
とても素晴らしいと思います。
中身のある3時間半でした。
彼女たちの未来に少しでも役に立てるよう、引き続き丁寧にサポートしてまいります。