バスケットボールチーム・コンディショニング・セッション。
感染症の影響で、このチームに伺うのはまたもや久しぶりとなってしまいました。
内容としては…久しぶりの上級生たちだけでなく、初めて会う新入生もいたため、身体へのアプローチと全身エクササイズの説明・実演・実践・確認で終了となりました。
※時間をかければ良いわけではないですが…なるべく端折りながらでも、やはり4時間以上かかっております…。
3年生を中心、にかなり明るい雰囲気で取り組んでいました。
また、3年生は内容的にも的を得ていましたので、この状況にも関わらず大したものだな〜と、非常に感心しました。
そして傷んでいる選手が数名おりましたが、なかでも右脚の強度の打撲(いわゆる”ももかん”)から(そんなに痛くなかったとのことで)、そのままプレーを継続して、結果的に大腿四頭筋(本人が特に痛いと示しているところは大腿直筋)が肉離れになってしまった選手がいました。
すでに数日経っているとのことですが、太もも・ふくらはぎ・足首までパンパンで松葉杖でした。
彼はエースでもありますので、このままではチームとしても非常に困ります。
監督先生からの依頼もあり、全体指導終了後に調整を行いました。
熱感や皮膚の感じを確認したのち、足の指先からORでアプローチ。
足と脚の内側を通って体幹部にいくラインと、頭から身体の外側を通って足先までいくライン、この2つを中心に、足首・大腿部前/後面(腫れているところは触れず)・骨盤などを調整していきました。
なお、最終的な決め手は首周りから腕でした。
特に首へアプローチしたときの変化が、一番大きかったと思います(もちろん闇雲や当てずっぽうでアプローチしているわけではありません💦)。
もう少し…と思いつつ、やり過ぎは良くないと判断して調整を終えました。
結果的に、当初に比べると曲がるようになり(無理しないところまで)、とりあえず歩けるようにもなりました。
本人は、「あれ?痛くない…」なんて不思議そうな顔をしていました笑
もちろん完全に回復したわけではないので、自主的に取り組んでもらいたいリハビリ運動などを伝達し、明日以降の彼の回復力を祈りつつ、帰路につきました。
※帰り途中に自分として引っかかっていた部分に気がつきました…。おそらく右眼の奥の方にも反応が出ていたことをなんとなく感じていましたが、アプローチせずに終わってしまいました。
まだまだ足りません。ひたすら精進です。
追記
後日、先生から本人は聞いてもらったところ、腫れが少しずつ引いてきて、歩けるようにもなってきている…という回答でした。本人の回復力を少しだけ後押しできたかもしれません。
引き続いての回復を祈ります。

