まもなく行われる看護の国家試験を控え、勉強に励んでいる学生(どちらかと言えば勉強は苦手なタイプ)との会話。
「がんばってるね〜。」
「もう、必死だよ!」
「どう?少しはできるようになってきた??」
「まあね。」
「で、勉強は楽しくできてる?」
「うん。ちょっと楽しくなってきた。試験があるからやるしかないんだけど、だんだん勉強自体も楽しくなってきた。」
「それはすごいね!」
試験や試合というのは大きなモチベーションになると思います。
そこで合格したい!勝ちたい!という欲も大切だと感じます。
でもそれは…やはり他動的な動機と言えます。
本当の学びや修練は、その先?奥?別のところ?にあるのではないか??と考えます。
そのものを楽しむ
そのものを味わう
そのものを感じる
文字で書くと簡単ですが、なかなかできそうでできません。
しかし、
まずはガタガタ言わずに取り組むこと。
それを続けると(本人にとって)新たな視点や観点が見つかる。
そんなことを、示してくれたとも思います。
この学生が試験に合格するか分かりません。
もし不合格になったら、それでまた勉強が嫌いになるかもしれません。
ただ、単純に勉強が楽しいと言った感情は忘れないで進んでいけると良いな〜と思いました。
