先日、久しぶりに伊勢で開催された、御薗治療院中村秀一先生の勉強会に参加させていただきました。
久しぶりのブログは、その感想や思いを書いてみたいと思います。
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講義の途中、
「反射のスピードで決める!」
中村先生からそんな言葉が発せられました。
ビビビッ‼️ときました。
実はこのフレーズ…昔からわたしも、現場で選手たちに言っていることと似ています(同じにするな!と怒られそうですが…)。
コンディショニングやトレーニングの目標の一つとして、
「反射のスピードで動き出す。それが1番すばやい。それは生き残るための力=鍛冶場の馬鹿力に似ている。そのイメージを持つ。それをコントロールする。難しいから取り組む価値がある。」
こんな偉そうなことを選手たちに伝えながら、一緒になって取り組んでいるのです。
中村秀一先生にお会いしてから、3年が過ぎました(あれ?まだ3年か…とも思います)。
ありがたいことに、何度も(現場やWEBで)お会いしてたくさん話をお聞きし、実際に触れてもいただいております。
こんなわたしを受け入れてくださり、さらにはたわ言まで聞いていただき…ひたすらの感謝でございます。
その中で、やっぱり…というのはおこがましいのですが、自分が言ってきたことと同じ(ような)言葉を何度もお聞きしているのです(もちろん、中身の濃さや深さなど…足もとにも及びません)。
そんな現象が今回も起きました。
反射のスピードで!という言葉を耳にした瞬間に、今回の勉強会でのテーマが、わたしのなかで繋がった感がありました(その前段階で感じ取っていないといけないのですが、いかんせん力不足ゆえご容赦ください)。
さて…少し話を戻し…今回の勉強会、骨子となるテーマは“次元を下げる”というものでした。
事前に送ってくださった予習動画を拝見した上で、いつも通り極力何も考えず、先入観も持たずに参加しました(次元…次元大介…ルパン3世??などと、少々ふざけたことが頭に浮かんでいたことは内緒です)。
そして、
講義を聞き、
ご参加の先生方と取り組み、
中村先生の治療を観察し、
濱井先生の”絶品昼食‼️”をいただき、
中村先生に足と脚の調整をしていただき、
最後にじっくりと直接質問などにお答えいただき…
次元を下げる意味と意義が、しみわたるように腑に落ちました(気がします)。
そして何より…やっぱりとにかく楽しくて美味しかったのです!
「なんや、とがちゃん!やたら嬉しそうやな〜!!」と中村先生がおっしゃるような場面もありました。
振り返りつつ感想文を書いていると、「ああそうだ、そうだ!やってきたことや思い描いていたことが、何十倍?何百倍?いやいや何万倍?もすごいことになって先生が見せてくれているんだ…」という思いにもなりました。
「線→点→面→立体を経て、それらをまた点に」
まず、線と点が瞬間的にイメージできなければ(しようとしなければ)、面も立体もボヤける…あらためて実感しました。
◎シンプルなことほど難しく感じる
◎力を抜いた方が力がしっかり入る
◎動いていないところはゆっくり綺麗に動かせない
この辺りをさらに突っ込んでいこうと思いました。
わたしは現場で、どうやったら動き出しがすばやく、強く、スムーズになるか…これらを相変わらず追いかけているわけですが、そのために身体を出来る限り極小単位にしてみようと試みてきました(全然できていませんが…)。
その過程で、筋肉や神経といったところから、意識(無意識)?気?素粒子?というところに考えや説明が辿り着きます。
ただ、この辺の話はなかなか選手たちには伝わりません。
しかし、そういった観点を散りばめつつ進めていくと、選手たちの捉え方や感じ方に、何かしらの前向きな影響があることを実感しています。
(もちろん、わたし自身がまだまだボヤけているから伝わらないのも事実です。)
この取り組みと精進は、今後も続いていくと思います。
もがいている時の方が多いですが、フッと選手もわたしも変わる瞬間があり、なんだかんだでやっぱり楽しいのです。
……。
あれこれとっ散らかって、いつも以上の駄文となってしまいました💦
シンプルに締めます。
できるか、できないか
ではなく
「取り組むか、取り組まないか」
だと思います。
それもひたすら素直に…。
でもこれがそんな簡単にはいかない。
色々と余計な考えが入ってしまう。
結局、自分との対話…それしかない…と思います。
今回もありがとうございました!
ごちそうさまでした!