ゴルフの後に腰痛が強くなる方へ
ゴルフでは、回旋動作、片側への荷重、股関節や胸郭の可動性の低下などが重なることで、腰に負担が集中しやすくなります。
特に、ぎっくり腰の既往がある方や、もともと慢性的な腰痛を抱えている方では、「良くなったと思ったのに、また痛くなる」ということが起こりやすくなります。
ゴルフによる腰痛は、単に「腰の筋肉の問題」ではなく、
股関節・胸郭・体幹・呼吸・感覚のズレなどが重なって起きていることが少なくありません。
実際にあったケース
実際にあったケースです。
40代男性。
ぎっくり腰を何度か経験されており、今回は「再発を防ぎたい」ということで来院されました。
初回の施術後、状態は改善方向へ。
日常生活も問題なく過ごせるレベルまで回復しました。
しかしその後、
短期間でゴルフのラウンドを複数回
さらに、
強めのマッサージを受けたことにより
腰の状態が再び不安定になり、最終的にはプレー中に痛みがぶり返し、途中で断念することとなりました。
なぜゴルフで腰痛がぶり返すのか
多くの場合、「動ける=治った」ではありません。
ぎっくり腰の後は、痛みが引いても、身体の中ではまだ回復途中の状態にあります。
その状態で、
- 回旋動作の多いゴルフ
- 短期間での連続ラウンド
- 強い刺激のマッサージ
などが重なると、再び腰に負担が集中しやすくなります。
特にゴルフは、股関節や胸郭の動きが不足すると、腰で回る動きになりやすいという特徴があります。
その結果、回復途中の腰にストレスがかかり、再発・再燃につながるという流れになります。
また、ゴルフをされる方の中には、日頃から仕事による座位時間の長さ、呼吸の浅さ、体幹の緊張、疲労の蓄積などを抱えているケースも少なくありません。
そのため、単に腰だけを緩めても、根本的には変わらず、「また同じように痛くなる」ことがあります。
当院の見立てと施術方針
当院では、腰だけをみるのではなく、身体全体の“つながり”をみていきます。
具体的には、
- 股関節の可動性
- 胸郭の動き
- 腹部・体幹の状態
- 身体全体のバランス
- 呼吸や日常動作のクセ
などを評価しながら、「腰に負担が集まらない状態」をつくることを重視しています。
また、施術だけでなく、回復段階に応じた負荷のかけ方についてもお伝えしています。
ゴルフを長く続けるためには、痛みを取ることだけでなく、再発を防ぐ身体の使い方がとても重要です。
同じように、「良くなったと思ったのに、また痛くなる」という方は、一度、身体全体の状態を見直してみる必要があるかもしれません。
▼ 腰痛について詳しく知りたい方へ
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