Epoch Workshopの
コンディショニングとは

Epoch Workshopの
コンディショニングとは
構造と伝達を整え
動きの質を高めていくもの

Epoch Workshopのコンディショニングは、
約20年にわたる現場経験と、積み重ねられてきた科学的知見を土台として組み立てています。

ここでいう科学とは、
既存の知見をそのまま引用することだけではありません。

示されている根拠を尊重しながら、
その先にある可能性を探るために、
現場で検証し、修正し、また試みていきます。

つまり、常にトライ&エラーを含んだ実践知として、磨き続けているものです。

目指しているのは、
単なる対症的な調整ではありません。

  • 内面からの変化
  • 根本からの構築
  • 構造と伝達の向上

これらを大切にしながら、
一人ひとりの身体と動きに向き合っています。

構造と伝達を整える

ここでいう構造とは、
筋肉や関節だけを指しているわけではありません。

  • 骨格の位置関係
  • 関節の動きやすさ
  • 筋肉の働き方
  • 呼吸や腹圧
  • 姿勢や重心
  • 感覚の受け取り方

これらを含めた、身体全体の成り立ちを構造として捉えています。

そして伝達とは、
その構造を通して、
脳・神経・筋肉・感覚がどのようにつながり、
どのように動きとして表現されるかということです。

構造が変われば、伝達も変わります。
伝達が変われば、動きも変わります。
動きが変われば、意識や心の状態にも影響が及びます。

その土台にあるのが、
身体・動き・意識・心・知識の5つの柱です。

  • Body(身体)
    身体の土台を整える
  • Movement(動き)
    動きの質を高める
  • Mind(意識)
    気づきと認識を育てる
  • Spirit(心・想い)
    行動を支える内側の力を育てる
  • Knowledge(知識)
    学びを理解と実践につなげる

この5つの柱を、
Epoch WorkshopではEpoch Five®︎として大切にしています。

細部へのアプローチから
複合的な動きの質を高める

セッションでは、
大きな動きから入るよりも、
細部へのアプローチから、複合的な動きの質を高めていくことが多くあります。

  • 感覚
  • 呼吸
  • 荷重
  • 小さな連動
  • 認識のズレ

そうした、見えにくい部分に丁寧に働きかけていきます。

だからこそ、変化がその場ではっきりと見えにくいこともあります。

しかし実際には、例えば、
股関節へのアプローチやエクササイズを経て、次のような変化が現場で多く観られます。

  • その日に、これまでで一番高く跳べた
  • いつもよりシュートが打ちやすく、入りやすい
  • 出たことのないような力が出た
  • 姿勢がまったく違う
  • 表情がすごく良い

これらは、本来なら時間をかけて育つはずの構造と伝達の変化が、
セッションの中で、即時的に動きや姿勢として表れた一例です。

言い換えれば、
そもそも見えにくいものが、
はっきりと見える形になったということです。

それが、
コンディショニング・セッションで起きていることの本質でもあります。

なぜ変化は
戻ることがあるのか

一方で、
セッションで生じた変化が、
そのまま持続しにくいこともあります。

しかし、それは異常ではありません。

構造と伝達の変化には、
本来、多くの時間が必要になります。

人間には生体リズムがあり、
恒常性があり、
元の状態へ戻ろうとする揺り戻しもあります。

むしろ、
一度のセッションで変化が出たとしても、
それがすぐに定着しないことは、自然な反応でもあります。

大切なのは、
明確な変化が一度起きたという事実です。

それは感覚の深い層、
いわば脳・神経系の奥に刻まれていきます。

ただし最初は、
その変化は他者、この場合はわたし(冨樫)によって、引き上げられ、引き出される割合が大きいものです。

だからこそ次の段階として、
その変化を自分で再現し、育てていくことが必要になります。

ここでいう定着とは、
わたしが引き上げたり、引き出したりしなくても、自分自身でその状態に近づけるようになることです。

そして、その定着には一定の時間がかかることも事実です。

即時的な変化をヒントに
変化を受け取れる心身を育てる

セッションの中で起きる即時的な変化は、
ゴールではありません。

それは、
その人の身体に何が起きると動きが変わるのかを知るための、
大切なヒントです。

ただし現場の現実として、
すべての人に同じように変化が表れるわけではありません。

  • 変化が出にくい人
  • 変化が出ていても感じ取りにくい人
  • 変化が出ても持続しにくい人

それぞれに違いがあります。

これは、
やる気がないとか、
能力が低いという話ではありません。

その人の構造と伝達の状態、
感覚の受け取り方、
意識の向け方、
これまでの運動経験、
疲労や緊張、
日々の取り組み方などが関係しています。

だからこそ、
ただその場で変化を出すだけではなく、
変化を受け取れる心身を育てることが大切になります。

  • 変化に気づける感受性
  • 変化を保ちやすい持続性
  • 変化を次につなげる向上性

感受性が高まれば、
小さな違いに気づけるようになります。

持続性が高まれば、
良い状態を保ちやすくなります。

向上性が高まれば、
一度の変化を次の成長へつなげやすくなります。

この3つが高まれば、
ストレッチ、トレーニング、技術練習など、
日々の練習そのものの効果と成果も、
より良好なものに近づいていきます。

コンディショニングは、
何か特別なことを一度だけ行うものではありません。

変化が起きやすく、
変化が育ちやすい心身と環境をつくるための、
土台づくりでもあります。

なぜ「一定の時間」なのか

なぜ、
「決まった時間」ではなく、
「一定の時間」と表現するのか。

それは、
人によって構造と伝達の状態が大きく異なるからです。

  • これまでの運動経験
  • 怪我の履歴
  • 練習量
  • 姿勢や呼吸の癖
  • 感覚の鋭さ
  • 痛みへの反応
  • 理解力
  • 日々の取り組み方

それらは一人ひとり違います。

だから、
変化の出方も、
定着までの速度も、
全員同じではありません。

同じセッションを受けても、
その日に大きく変わる人もいれば、
時間をかけて少しずつ変わる人もいます。

どちらが良い悪いではありません。

それぞれの構造と伝達に応じて、
変化の順番が違うということです。

その拠り所の一つとして、
「10,000時間」という言葉を伝えることもあります。

これは、
単に長い時間をかければよいという意味ではありません。

構造と伝達を変え、
それを自分のものとして定着させるには、
質の高い反復と積み重ねが必要です。

そのことを伝えるための、
一つの目安であり、比喩でもあります。

なぜ意識・心・知識が必要なのか

継続には、
身体だけでは足りません。

  • 意識が必要です。
  • 心が必要です。
  • 知識が必要です。

だからこの3つは、
Epoch Five®︎の中に含まれています。

特に意識は、
Epoch Five®︎のど真ん中に置いています。

変化は、
筋肉だけでは定着しません。

認識が変わり、
捉え方が変わり、
意味づけが変わっていくことで、
はじめて深く根づいていきます。

さらにそこには、
継続できる安全性も必要です。

Epoch Workshopでは、
そこまで含めてセッションを設計し、
プログラムをお渡ししています。

変化は積み上がる

日々取り組むことを前提に言えば、
これまでの現場経験から見ても、
あえて強く言うなら、
かなり高い確率で、その人は大きく変わることができます。

しかも、
部分だけではなく、
その人丸ごと変わっていく可能性があります。

もちろん、
日々の取り組み量によって、
変化の速度には差が出ます。

チーム指導者の理解や環境も影響します。

日々の取り組み時間を取れるかどうかは、
チームの状態やチーム指導者の裁量に左右される部分もあります。

わたしとしては、
その必要性を伝えることはできても、
最終的な運用までは強制できません。

それでも、
仮に月1回のセッションであっても、
その時間における体験と体感は、
脳・神経系と感覚に残っていきます。

それらは、簡単に完全に消えてしまうものではありません。

時間を経て、少しずつ変化して、最終的に大きな進化につながっていきます。

もちろんそれは、
コンディショニングだけによるものではなく、
最重要である日常の練習との相乗によって育っていくものです。

わたしは、
ここに綴ったこれらのプロセスそのものを、
Epoch Workshopのコンディショニングと定義しています。

そして今後も、
この考え方を丁寧に伝達し続けていきます。

気づいた人から変わり始める。

▶︎ Epoch Five®︎について

Epoch Workshopの土台にある、
身体・動き・意識・心・知識の5つの柱についてまとめたページです。

Epoch Five®︎の専用ページはこちら

▶︎ センサリー・コンディショニングとは?

感覚受容器を入口とした、
Epoch Workshopの大切なアプローチの一つです。

センサリー・コンディショニングの専用ページはこちら

投稿日:2026-04-29

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