自分は間違っていない。
そう結論づけることで、
自分を守れる場面はあると思います。
実際、すべてを
自分の責任として抱え込む必要はありません。
相手に原因があることもある。
環境に原因があることもある。
タイミングが悪かっただけのこともある。
ただ、毎回のように、
自分は間違っていない。
相手が分かっていない。
環境が悪かった。
自分の意図が伝わらなかっただけ。
という結論に戻ってしまうと、
そこで改善の入口は閉じてしまいます。
一方で、
何ができたかは分からない。
何もできなかったかもしれない。
それでも、自分にはまだ改善できるところがあるはずだ。
そう考えながら、
進んでいく人もいます。
一見すると、
その場では大きな違いがないように
見えるかもしれません。
結果がすぐに変わるわけではない。
周りから見ても、
何が違うのか分かりにくいこともある。
それでも、長い目で見れば、
この差はとても大きい。
なぜなら、
その人がどこに問いを向けているかは、
言葉以上に周りへ伝わるからです。
この人は、まだ学ぼうとしている。
この人は、自分を守ることだけでなく、良くすることを選ぼうとしている。
この人は、相手の反応や痛みや迷いを、少しでも受け取ろうとしている。
そういう姿勢は、
見えないところで
信頼につながっていきます。
反対に、いつも
「自分は間違っていない」
に戻ってしまう人は、
たとえ正しいことを言っていたとしても、
周りには少しずつ伝わっていきます。
この人には届かないかもしれない。
この人は変わるつもりがないのかもしれない。
この人の中では、もう結論が決まっているのかもしれない。
そう感じさせてしまうことがあるのだと思います。
だからこそ、能力の差以上に大きいのは、修正できる人かどうか。
できたか、できなかったか。
正しかったか、間違っていたか。
それだけではなく、
常に自分の中へ問いを残せるかどうか。
まだ改善できることがあるはずだ。
まだ見えていないものがあるはずだ。
まだ変われる余地があるはずだ。
そう考えられる人は、
すぐには変わらなくても、
少しずつ変わっていける。
そして、その変わろうとする姿勢は、
周りにも伝わっていくのだと思います。
答えを外に置き続けるのではなく、
最後にもう一度、
自分の中へ問いを戻せるかどうか。
気づいた人から、変わり始める。
