たとえば、同じ練習、同じ指導、同じ環境。
でも、それに対する反応は選手ごとに異なります。
ある選手はポジティブに受け取り、
ある選手はネガティブに受け取って、動きが止まってしまう。
個性といえばそれまでですが、
「なぜ、こんなにも差が出るのか?」と感じる場面もあります。
私はその背景に、“センサーエラー”が関わっていると考えています。
つまり、「身体の感覚のズレ」や「認識のゆがみ」。
本人は“普通”に受け取っているつもりでも、
感覚がずれていれば、情報の入り方が違ってくる。
すると、反応・行動・思考すらも、微妙にずれていってしまうのです。
これは、やる気の問題ではなく、受け取る感覚の問題。
だからこそ、責めるのではなく、気づいてあげることが大切だと感じています。
“反応が遅い・違う・止まる”──それには理由がある。
身体のセンサーが正しく反応できるようになるだけで、
選手の動き・感覚・意識はガラッと変わることがあります。
このような“見えない違和感”にも、丁寧に向き合いながらサポートしていきたいと考えています。
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