なぜ、現実を直視できない。
なぜ、学べない。
そんな保護者や指導者が多いのはなぜか??
わたしは、「情報の取得の仕方」にエラーが起きているからだと考えています。
この“情報取得のエラー”には、身体のセンサー・エラーが深く関わっています。
つまり、大人側にも、若者側にも、センサー・エラーを抱えている人がほとんどということです。
これは、はり師・きゅう師として、日々施術を行っている立場からも断言できます。
身体のセンサーがうまく働かず、
自分の感覚や、他者の変化に“気づけない”状態では、どれだけ情報を集めても、正しく捉え、活かすことはできません。
たとえば、各競技においてプロ選手のプレーを参考にすること自体は、決して間違っていません。
むしろ積極的に行うべきです。
しかし問題は、その“先”にあります。
そのプレーを分解し、
自分の眼前にいる人に対して、段階的に落とし込めるかどうか。
そこに、現場で問われる本質的な視点があります。
- ◎将来を見通す洞察力
- ◎現場・現実・個別を見抜く観察力
- ◎段階的に分解する考察力
- ◎分解したものを言語化する構成力
これらすべての土台となるのが、
わたしが提唱する Epoch Five™︎ の5本柱――
身体・動き・意識・心・知識 です。
選手も、指導者も、保護者も、施術者も…
求められる本質は同じです。
そのうえで、立場ごとに“表現”や“アプローチ”が少しずつ異なるだけ。
だからこそ、
選手も、指導者も、保護者も、施術者も──
共に、学び続けませんか?
「楽しさ」とは、
そこから自然と生まれてくるものだと、わたしは思っています。