【樫の木通信_高校生バスケットボール選手】
先日、某近隣県のベスト4のチームに所属している高校生バスケットボール選手(女性)が、はるばるこちらへ来院されました。
早速観させてもらったところ…両方の足裏を中心に、膝、股関節、腰が痛いということで、全体的にだいぶきつそうでした。
いつもの如く…姿勢、動き、脈、舌、お腹、各所の圧痛…などを確認し治療を進めていきました。
なお、この選手いわく、
最近でも上級生のエースを含めて、2人の選手が前十字靭帯を切ってしまったということでした…。
この選手の身体を観させてもらっても、なるほど確かに…という感じで状況が把握できました。
とは言っても、そのチームに関わっている立場ではありませんので、余計なことは口に出さず目の前の選手の改善に取り組みました。
内容的には、
◎痛い、重い、つまる…と言っている部分の軽減
◎これ以上酷くならないようにするための説明と根底部分へのアプローチ
◎予防とパフォーマンス向上に繋げる運動指導
などを軸に、はりを併用して行っていきました。
途中途中で、脚上げ、しゃがみ込み、サイドステップ、腰の曲げ伸ばしなどの動きを確認しながら…、
「あ、痛くないです!大丈夫です」という本人の言葉が出るようになったところで、今回は終了しました。
激しいスポーツ(バスケットボール)ですので、これで万事OKなどと言うつもりは毛頭ありませんが、ベースはできたと感じました。
その後、選手のお母さまから、
「他の治療院と違い、即効性があると言っておりました。教えていただいた運動を毎日やって、さらに改善させていきたいです!」というメッセージを頂戴しました。
この選手は…例えば今回の最初の段階にあった“呼吸からのアプローチによって脚の長さがすぐに整った場面”などでは、本人がそのことにすぐ気がつくような鋭い感覚を持ち合わせていました。
そういったこともあり、わたしと感覚が合ったがゆえの感想だったと感じます。
とにもかくにも…目の前の選手へ向けて、引き続き丁寧にアプローチしてまいります。
