◎股関節、足関節、肩関節などの可動状態を上げる
◎”体幹からすばやく出ている強いチカラ”を末端部へ伝える
◎スムーズにチカラを発揮して、全身の調和を図る
コンディショニングでは、上記のことなどを狙いとして動画のスクワットを“敢えて”行っていきます。
パッとできる人もいれば、なかなかできない人もいます(見た目より難しく、実際最初はできない人のほうが多いです)。
さまざまな要因によって個人差があります。
いずれにしても、この動きをすぐに求めることはしません。
数多くの必要となる要素に対して、時間をかけて丁寧にアプローチをしていきます。
そうすることで、このような動きが可能になる選手が増えてきます。
なお、あくまで指標の一つです。
仮にここまで綺麗にできなくても、取り組みのプロセスそのものが、その人にとっての機能の進歩に繋がります。
結果として、跳ぶ、走る、止まる…といったスポーツの根幹に関わる部分が”大幅に”向上してきます(これまでの伝達および指導によって変化を見せてくれた数多くの選手たちの姿が、その根拠となります)。
動画の選手は、当初より身体操作において高い能力を持っています。
しかし、当然ながらうまく動かせない部分もあり、それらをきちんと”認識”して、少しずつ進化と深化を図ってきています。
先日のコンディショニングセッション時に、この動画も含めて、すばらしい動きをたくさん見せてくれました。
引き続きコツコツと積み上げていって欲しいと願うと同時に、わたしとしても丁寧にサポートしていければと思っています。