Diary

再現されていく

冨樫「だいぶ跳べてきましたね!」

監督「いや〜、本当に跳べてきましたね〜。ビックリしました。」

監督「跳べるようになるって…本当に大きいと思うんですよね。」

冨樫「全員がダンクするのは難しいですが…それまでの自分と比べて15センチ、20センチと跳べるようになることで、本人の世界がだいぶ変わると思うのです。それを狙っているのもあります。」

監督「その通りですよね。(取り組んでいくことによる)再現性もしっかりとあるし、すごくいいきっかけになると思います。」

上記は、先日の指導後の帰り途中での監督先生との会話です。

今回の“再現性”という部分もそうですが、わたしの観点や思いを汲んでいただき、いつもとても深い言葉をかけてくださいます。本当にありがとうございます。

いずれにしても、普段の練習を軸にコンディショニングとしての積み重ねも加わり、“すばやく高く跳べる”選手がはっきりと増えてきました(ただ跳ぶのではなく、すばやくというところが重要ポイントです)。

今回実施した、かなり細部にこだわった感覚づくりや、ドリルを含めたチカラの出し方や動きづくりなども役に立ったと思います。

わたしの行っているアプローチは、一見すると面倒な回り道に感じますが、こうやって経過と結果がつかめていくと、それとともに主役である選手たちの動きや表情が、まさに溌剌としてくる様子が分かります。

手前味噌ではありますが…東洋医学でいうところの“心身一如”を、概念としての理解だけではなく現場で現実にしている…と感じています。

いつも食らいついてくる選手たち、その機会を設けてくださる監督先生へ、心より感謝いたします。引き続き丁寧に進めていきます。

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