「トガシコーチ〜!ほら〜、だから言ったでしょ!」
公式戦勝利後に、ニコニコしながら選手が言ってきました。
数日前に、
「今度の試合、久しぶりに行けそうだから行くよ。」
「え!?マジっすか?やった〜!これで勝ったな。」
「なに言ってんだよ、ちゃんとやらないと。」
「冨樫コーチ来ると負けないから。」
「いや、まったく関係ないぞ、そんなの。」
というような会話を選手たちとしていたのです。
そんなわけで、どうかな〜?と思って行ってきました。
会場に着くなり、
「冨樫さーん!!」と大声で、遠くから手を振ってくる点取り屋くん。
「ちょっとお尻を整えてください」と言ってくるエースガードのキャプテンくん。
「あ、次!俺もお願いします!」と列に並ぶ2年生ガードくん。
「俺、おかしいところ見えるようになってきましたよ!」と言いながら、パートナーのメンテナンスをする3年生くん。
この子たち、本当に変わったな〜と感じました。
当初、それはそれは嫌そーーーに、めんどくさそーーにコンディショニングを受けてたなんてことが信じられない状況です笑笑
ごちゃごちゃ言いすぎず、こちらを押し付けすぎず、彼らのペースを側で見ながら…待ちました。
彼ら…だけではなく、色々なチームの選手たちのおかげで、わたし自身もずいぶん変わったと思います(まだまだ足りないところだらけですが…)。
さて、試合の方です。
わたしもベンチに入って応援したわけですが、あれあれ?という場面がたくさん笑笑
しかし、どのように贔屓目に見ても、動きが全然違います。
ちなみにここまで勝ち上がってくると、大きな選手が出てきますので、こちらは基本的にミスマッチ、パッと見では絶対に強そうに見えません笑笑
結局、終始リードを保っての勝利。
それで、冒頭のセリフとなったわけでした。
走り出し、動き出しのスムーズさ。
ディフェンスの姿勢、1歩目。
リバウンドの跳びつき、ジャンプそのもののすばやさ。
クイックでのジャンプ・ショット。
スリーポイント・ショットの動き。
それらをそれぞれ見ると、よく変化してきているな〜ということが分かりました。
もちろん、この変化の一番の要因は、彼らの日々の練習と監督やご家族の指導です。
“勝ち負けを味わいつつ、未来に向けての自己研鑽”
若い選手たちには、これが必要だと思います。
引き続き丁寧にサポートしてまいります。

