年々字が下手に(汚く)なるな〜と感じていました。
たまたまインクがよく出ないボールペンを使っていたところ、軽く書いてみたらそこそこ出ることが分かりました。
さらに、字体が少しマシになることもはっきり見えました(あくまで普段に比べて…大して綺麗ではありません)。
いかに余計なチカラが入っていたことか…(=使っていないところがあったか…)と。
いつも偉そうに言っていることですが…こうやって日常で気づきと実感があり、納得した次第です。
そして、その後の大学生バスケットボール選手のパーソナル・コンディショニング(継続的に指導させてもらっている選手です)。
上記の話を伝えた上で、指や前腕を調整。
そして、あえてチカラを入れてからフワッと抜くような運動や肩を小さく動かす運動を行って、チカラを抜いた感じをなんとなく確認。
この段階で肩や腕の状態や動きは大きく変化しており、それを本人も自覚しています。
ただ、問題はその後…プレーにきちんと繋がるのか?という部分です。
結論から言うと、今まで以上に相当な感じ…言いかえるとバカスカとシュートが入っていました。
選手本人は、最初の驚きを経て何かを掴んだ感じになり、最終的にはニコニコ笑いながら打って決めていました。
お腹の奥からチカラを出す、お尻とかかとを使って床を押す、胸や肩をきちんと使う、ボールの持ち方・腕を伸ばす方向・指の先端などなど…これまでの積み重ねがあってのことですが、
“チカラを抜く=いつもチカラが入っていないところを使う”
と言う部分が、この日はカチッとはまったようでした。
この感覚をヒントにしつつ、さらに進んでいってもらえたら…と願います。
いまは、机上の知識や他人の動画をいくらでも参考にできる時代です。
しかし、”自分の実感を伴ったものこそが1番伝わる”という、当たり前のことをあらためて強く感じることができました。
