女子バスケットボールチーム・コンディショニング・セッション。
身体へのアプローチ(足、股関節、肩関節、体幹部)からはじめて、小さい動きを確認。
特にお腹や骨盤の辺りの動きを、しつこく行いました。
ここはとてつもなく地味で、最初はちんぷんかんぷんになってしまう人も多く見受けられます。
しかし、これがどうして…実施するか?しないか?、少しずつ取り組みを重ねるか?たまに取り組むか?などで、びっくりするぐらいの違いを生んでしまいます。
敢えてこの辺りを行わないで進めたり、色々と検証を重ねておりますが…出来るだけ先入観を持たないで観たとしても、取り組んだか否かでやっぱり全然違うのです。
不思議だな〜とも思います。
選手たちは、何かある・違いが出る・向上する・繋がる…といったことを肌で理解しつつありますので、どれだけ地味でも丁寧に取り組んでくれます。
かえって、コーチ陣の方が理解が浅くなってしまうという皮肉な現象も起きることがあります。
なお、最終的にこの日は、ジャンプやコンタクトの動きを確認していきました。
コンタクトについては、どこから動くのか?どこになにを当てるようにするのか?というところも細かく確認していきました(この日は、腕や手…いわゆるハンドワークをコンタクトの際に使わないようにして取り組みました)。
結果的に、かなりスムーズかつクイックに力が発揮できていたように思います。
どれだけ柔軟であっても筋量が多くても、コツを掴もうとする認識力や適切に動かせる意識が無ければ、まさに絵に描いた餅になってしまうと思います。
特に小中高生(=育成)世代において何が優先なのか?
言うまでも無いと考えております。

