40代女性のコンディショニングでした。
ヨガのインストラクターをされています。
前頭部がボーッとしている、肩や肘が少し痛いということでした。
手指を軽く触って流れを感じつつ手を観てみると、左の掌の真ん中左(4指と5指の間辺り、小指球の上方)がカサカサになっていました。
また、右については、5指のPIP関節とDIP関節の間がパンパンに腫れ、さらにPIP関節から先が内側に曲がっていました。
その辺りをお伝えしたところ、
「あ、ホントだ、腫れている…曲がっていると思ったことが無かった…」というお答えでした。
さらに、観ていくと、お腹から股関節、足の内側への不具合を見つけました。
そこで足の指先から距骨を調整。
そうすることで、足と脚が安定しました。
さらに手指から前腕、お腹、首などを調整。
胸椎や肩甲骨の小さな動きでまとめていきました。
感知力が高い方ですので、
「どんどん変わっていくのが面白い〜!」とおっしゃってくださいました。
左手のカサカサが少し軽減、肘や肩も軽くなったということで調整を終えました。
たまたま次の日に、掌を見せていただいたところ、カサカサが更に軽減し、ツヤツヤと張りまで出てきていました。
ご本人は嬉しそうに驚かれていて、わたしも
「いや〜、すごいね。とりあえず良かったね〜。」とまるで他人事のように笑いながら話をしました。
まだまだ実力不足ではありますが、クライアントさまの心身が教えてくれる、まずはこちらで意識しながら動かしていく…そういうことがハッキリ起こる場面もどんどん増えてきていると思います。
「素直にありのままに観る」ことができるように、引き続き取り組んでまいります。
