Diary

一つではない

投稿日:2022-05-06

選手たち自身が少しでも理解して、自分であれこれ探れるようになってほしい。

コンディショニング・セッションの大きな目的の一つです。

結局、ゲームをするのは選手たちで、その時に意識できないときちんと動けないわけです(無意識を含めた意識です)。

先日「こちらの意識」という記事を書きましたが…選手たちを相手にしたチーム・セッションの場合は、こちらの意識を届けて、自分を見るヒントにしてもらうという感じになると考えます。

もちろん時間がかかりますし、非常に根気も要ります。

しかし、少しでも理解ができてくると、動きだけでなく、様々な部分も安定してきます。
これは、多くの選手やチームを観させていただいてきたことからの経験則です。

なお、チームによっても人によっても、受け取りまでの時間がだいぶ違います。

それが現場が生きているということであり、正解は一つではないということでもあると思います。

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