現地でのバスケットボールチーム・コンディショニング・セッション。
脚から入り、足へアプローチ。
毎回、筋肉・経・連携…そのようなものも説明はしますが…、
アプローチしたことによって意識がどう変わるか?
意識が変わったことで動きがどうなるか?
さらに、無意識(と敢えて言います)の時にはどうなっているのか?…というところまで思いを馳せる…。
そのようなことなどを「気づき」として持てるようにするのが根底にあります。
もちろん、偉そうに講釈垂れている自分自身が、まだ観えていないところだらけです。
そのため、セッションは常に自分との対話という側面も持ちます。
この対話は、自分自身の力不足のために苦しいことも多々ありますが、ひたすら向き合い続けます…。
そうすると、選手たちが表情・態度・言葉・動きなどで教えてくれます。
まさに、セッションやアンサンブル…そのような感じがしっくりくるのです。
さて、脚や足のあとは、少し細かく呼吸やエクササイズを確認。
普段からコツコツ取り組んでくれている選手たちですが、それでも補正ポイントが存在します。
その補正ポイントは、必ずや絶対ということではなく、上記と同じような意味で「気づき」を持てるようにするのに必要だと思います。
その後は、フットワーク、構え、ジャンプ、ジャンプ・ショット、ステップ・バックからのジャンプ・ショットという流れで進めていきました。
クイックで跳ぶ感じは多くの選手ができるようになってきました(これはこれでかなりすごいことです)。
さらに、その動きでキレの良いショットも打てるようになってきています(文章で書くとなんてことないですが…これもまた実際に出来る選手は…なかなかいないのです)。
ただし、ボールも持った瞬間に元の(エラーの大きい)動きになってしまう選手もいます。
この部分…各コーチそれぞれの言い分があると思いますが…選手によっては一筋縄でいかない場合もあります(もちろん、自分自身の指導力不足も認識しております)。
観察、実施、補正…引き続き丁寧に取り組んでまいります。

