女性(30代前半)のコンディショニング。
はじめての方でした。
お伺いすると、慢性的に身体がダルい、首肩が重い、いつも整体?(〇〇〇ファクトリー?)などに行っているが、なかなか…ということでした。
写真を撮らせていただきながら観察、脈、手指の触診などを経て、まずは右足周りから始めていきました(身体からの返答を感じたためです)。
足指の触診から一旦ポイントを絞り、そこからまた少し拡げてカカトの方へとアプローチを進めました。
やっぱり何かあるな〜?と思い、お怪我のことなどをお聞きしたところ、右膝を傷めて苦しんだことがある…とのことでした(骨挫傷との診断だったそうです)。
お怪我のことを聞いてしまったので、少しだけ頭に入れつつも捉われすぎず、ひとつずつアプローチを進めました。
そうしたところ
「あれ…なんだかよく分からないけど…もう軽くなってきている…」との言葉がありました。
足の安定化によって、当たりがつけられたとも考えられ、そこから肩甲骨、頸椎、頭蓋、脊柱、脚の後面へとアプローチを進めました。
最終的におっしゃったのは、
「全然違う…こんなに軽くなったことがない」
「いままで行っていたのは何だったのか…しかも昨日も行ったのに…」
「根本から変わった気がする…」
「核心に届くような丁度良い強さ…」
といったことでした。
わたしからはこのような言葉を一切かけてはいないので、少しビックリしました(嬉しいビックリです)。
このようなことは、コンディショニングをするにあたって、わたし自身いつも意識しているようなことでもありますので、それをお聞かせいただけたということで、ありがたく受け取りました。
同時に「意識は伝わる」ということを、あらためて実感しました。
なお、もう少し気になるところもあったのですが、敢えてこれで終了しました。
これ以上行うと、過ぎたるは…となってしまうと判断したためです。
写真で比較することにあまり意味はありませんが、ご本人の顔色や、(最初より)スッとした姿などを拝見すると、一定の結果は出たものと考えます(全然まだまだ…ですが)。
引き続き、ひとつひとつ進めてまいります。



