Diary

丁寧に取り組む以外にない

投稿日:2022-03-11

現地でのバスケットボールチーム・コンディショニングの様子です。

先日アップした通り、足関節へのアプローチから始めて、呼吸・お腹、全身エクササイズ、構えづくりと進めました。

その上で、実際に跳ぶための感覚を高めていきます。

写真1・2枚目は、少しでも分かりやすく外部からの刺激(=重り)を伴いつつ、一気に力を出せるようにしていく取り組みです。
この日ここまで進めてきたことの、全てが関わってきます。
分かりやすくと言っても、多くの選手がなかなかすぐにはできない内容です。
このチームの選手たちは、ここまでコツコツ積み上げてきたものがありますので、だいぶサマになってきたことを感じました。

3〜5枚目は、ジャンプおよびリバウンドの感覚づくりです。
まずは高くではなく、すばやく跳ぶことを念頭に置いています。
いかに無駄な動作を減らして一気に力を出すか…がテーマになります。
経験上、この段階で高さを求めてしまうと、動作のノロい、本番で使えない動きが身についてしまうことが多いと感じています(ヘタを習得してしまうということです)。
リバウンドの練習では、対人・対物となった時に、まだ元の動き戻ってしまうことが見られました。
最終的には間違いなく良い動きになってきますが、次の課題です。

リバウンド一つ取っても、身体から繋げたときに、まだまだ多岐に渡ります。
やはり丁寧に取り組む以外にないと思います。

一気に跳ね上げて…
ビシッとキャッチです!
構えすばやく跳びます。
おじさんのミニジャンプです笑
リバウンド!

-Diary

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

根本を

中心が安定して股関節や足関節がとてもスムーズに動き、 それらの使い方が身体で理解できてきた。 結果として、プレイそのものが大きく変わってきた。 観ていて、頼もしいな〜とか、すごいな〜とか感じる選手たち …

保護中: 2017.08.28 Vol.1

この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。

空気をつくる

本日のWEBコンディショニングでのテーマ。 「空気をつくる」 わたしから と選手から これで双方向。 WEBでの取り組みでまずは目指すもの。ここまで双方向を必死に模索してきました。 今日からはさらにそ …

樫の木通信_指導〜出張治療

【樫の木通信_出張治療】 午後のチーム指導(公式戦前日のコンディショニングおよびバスケットボールの指導)のあと、2件ほど出張治療に行ってきました。 簡単に言いますと、チーム指導を行っている選手のご兄姉 …

お尻まわりへのアプローチ(5種類)

トレーニング的なアプローチになります。 多様化する競技スキル、それにより増大するリスク、選手たちの状態などを考慮したメニューです。 できるだけの安全性を念頭に置いています。 お尻(股関節)まわりへのア …