たくさん覚えなきゃならないようなものや、数多く作業をこなさなければならないようなもの…。
そういったものに直面すると、ウッと肩に力が入ります。
そこでゆっくり呼吸を整え、覚悟を決めて取りかかります。
ちなみに闇雲に取りかかるのではなく、何かしらの繋がり的なものや、根底にある意味合いなどを解明することに取りかかるのです。
どのみち時間はかかります。
例えば、ただ暗記するにしても時間は必要です。
しかし、暗記だけしたものは、やはりすぐに記憶が脱け落ちていきがちです。
仮に脱けなかったとしても、発展性に乏しいと思います。
つまり、かけた時間の意味がない…とすら言えるのだと考えます。
この構図は、まさにコンディショニングで伝えようとしていることと同じです。
本質に何があるのか?
意味合いは何なのか?
もしかしたら本質は見つからず、意味も無いかもしれません。
ただ不思議なことに、このようにかけた時間や使った脳や意識は、深みや別の拡がりを産むのです(わたしの経験上では、必ず何か見つかります)。
これを「丁寧に」と呼んでいます。
“2つ道が有ったら、険しそうな方を行け”
常にそのように考えていますが、そこにも繋がってくることを実感する毎日です。
