自分がしていることは正しい。
みんなの役に立とうと思ってしている。
このような思い、自分を信じるような思いは生きる上で必要なことだと思います。
しかし、同時に逆の思いも持っておく必要があると考えます。
冒頭のような考えだけで凝り固まり、狭い視野でのみ行動し続ける人(年齢だけは大人)が、ものすごく多く存在しています。
自分たちが楽しく大騒ぎしていることが、みんなに明るさを分け与えている…と信じて疑わないようです。
しかし周りには、それをはなはだ迷惑に感じている人たちがたくさんいるのです。
こういう事態はよくあると思います。
そしてそれは、なにかを伝達する状況にも当てはめられると考えます。
「こうすれば良くなるはずだ!」
という考えだけで近視眼的に突き進んだときに、むしろ悪くなってしまう人たちがいるということです。
そのようなことを、本当に嫌というほど味わってきました。
その上で、
「中庸」や「陰陽」「まっすぐ」「真ん中」と言った考えに辿り着くのです。
なにもそれは、単に消極的な意味合いで言っているわけではありません。
むしろ、極端にすることよりも難しいのが本質です。
いずれにしても、自分の周りに起こることの多くは、すべて自分が学ぶべきものなどを反映している。
それを毎日実感しております。
