久しぶりのWEBコンディショニングでした。
あまり時間が無かったので、最初に股関節へのアプローチを行いました。
四つ這いになって、片脚を膝を曲げたまま上げ下げするだけの簡単な動きです。
しかし、これに「まっすぐ動かす」という条件をつけると、途端に非常に難しくなります。
現場においても何度か実施してきましたが、最初はほとんどの選手がうまくできません。
多くの場合は外に脚が逃げていくように動きますが、中にはガクガクしたり、膝だけが内側に入ってきたりしてしまいます。
こうすると、股関節へのアプローチと言いつつ、本当の意味で全身の協調運動になります。
また、股関節の状態向上や、自分の動きのブレを認識するということにも繋がると考えます。
なお、もっと楽な姿勢…例えば椅子に座ったり、床に寝たりしながらでも、同じような意味合いの確認ができます。
ただ今回は、早めに大きな動き(バスケットボールの動き)へ繋げる必要があったことなどから、冒頭からこのような姿勢で行いました。
一通り説明してから、画面の向こうにて選手同士で確認と実践をしていきました(わたしもカメラ越しにチェックを入れています)。
さらに、ここで作った意識・感覚を軸に、様々なエクササイズ、ドライブの1歩目、パンチ・ストップからジャンプ・ショットの動きなどへ進めました。
各選手、WEBでのセッションということを感じさせない取り組みを見せてくれました。元気そうで良かったと思います。