何かつまづく感じ、気になるところがあると、どうしても近視眼的になりがちです。
そんなときに、押してダメなら引いてみろ…ということで、フッと我に変えるように心がけています(言うほど簡単にできておりませんが…)。
例えば腰が痛い、痛い…といって動かそうとしない人に、骨盤がどうとか、やれ股関節が…と説明したところで、「痛いから無理!」で終わってしまったりします。
当てずっぽうや闇雲、さらには単なるマニュアル的なものなどでは話になりませんが、全体に目を配り、別の角度から伝達をしていくと、スムーズに話が進んだりすることが往々にしてあるものです。
もちろんその伝達は、こうしてください…という一方的なものではなく、ここがこうなっているのが分かりますか?こっちとこっちが違うのが分かりますか?という、いくらかでも双方的なものが良いと考えます。
ただそうすると結局、何を聞いて・何を見て・何を動かして…という形でマニュアル化してきてしまいます。わたし自身として目指したいのはマニュアル化ではないのです。
それは、対個人でも、対集団でも同じです。
常に全体と局所、オーダーメイド…そんな指導及び伝達ができるようにしたいと思います。
そのためにも、ひたすら研鑽を積む以外に道はない…と感じます。
とは言え、これを表に出すのに力みすぎてはいけません笑笑
押してダメなら引いてみよう…どこかに突破口があるのは間違いないよな〜、それを一緒に見つけられたら無茶苦茶面白いよな〜。
表現としては、そんな感じで良いのではないか??と感じる次第です。
だからやっぱり”ほどよく力を抜いて”なんです。
