このところ、自身のさらなる進歩のために、非常に細かく繊細な技術の習得に励んでいて、そこには同時に取り組む人たち(年はまちまちですが、大人と言われる年齢層の人たちです)がいます。
良い方向に進んでいる人
なかなか進んでいない人
進捗は様々です。
かなり多くの問題が散見されるのですが…なかなか進んでいない人たちに共通して言えるのは、「姿勢に大きくエラーが出ている」ということです。
当然ながら、技術自体に加えて姿勢についての指摘もされます。
ところが…上記の通り、大人と言われる年齢層の人たちなので言葉は分かっているはずにも関わらず、まったく修正ができないのです。
もちろん、何ヶ月もの間にわたって進歩が見えません。
何が問題なのか?
1にも2にも、自分を探る認知と認識が大きく欠落しているということです。
加えて、伝達者側に認知と認識が無いのがどれだけ大きな問題なのか?それが何に繋がってしまうのか?(まずは姿勢の崩れ)というところを伝える力もないのです。
そのような状態を眺めていて「残念だな…」という思いを持つのと同時に、若い選手たちの場でも同じようことが起きている…ということを強く感じます。
そのことを、大人と言われる年齢の人たちがまざまざと見せつけてくれています。
やはり、目先の技術では無いのです。
それでもあえて技術と言うので有れば、自分自身を観る技術=内観力を上げることからはじめ、それにしっかりと時間をかけるべきです。そしてそれは、年齢を問いません。
試験があるから
試合があるから…
そのような理由を言い訳に、1番大事なところを見落としてしまっていることを大きく感じる毎日です。
遠回りが結局1番の近道…丁寧に進めてまいります。
