先日、指導チームの高校生男子バスケットボール部の監督先生より、大会の勝利報告などをいただきました(優勝ではなく、あくまでその時点での結果です)。
試合の流れなどの後に、以下のような文章を書いてありました。
◎自分達で良く話していて、自分達でよく修正して頑張ってくれました。
◎身体の強さは他校の先生にもよく褒められる我がチームのアドバンテージになっています。
◎それ以外でも冨樫さんのおかげのアドバンテージも多くあります。本当にありがとうございます。
非常に嬉しく思うとともに、思わず笑ってツッコミを入れてしまいたくなりました。
身体の強さ…💦
男子なので、周りにはしっかり鍛えこんでいるチームもあれば、なにもしなくても強い選手がいるチームもあります。
指導チームはどうだろうか?
身長は小さく、どちらかと言えば細めです。
加えて、中学時代に実績のある選手もいません。
その選手たちと何をしているのか?
例えば…姿勢を整えること、コントロール力を高めるためのストレッチで柔軟性を高めること、小さな動きを中心に動きそのものの認識を高めること、フットワークなどを通じて1歩目の動き出しや跳び上がりのすばやさを高めること…そういったことをメインにコツコツと継続しています(ボールを使っての練習も実施します)。
なお、上記の要素を詰め込んだものをサーキットトレーニングとして行ってもいますが、ここまでのところ、いわゆるウエイトトレーニングらしいものは指導しておりません(環境による部分もあります)。
それでいて、他校の先生から身体が強いと言われる…(指導者であれば、何をするとそうなるのか?というところに目を向けて興味を抱いてほしいですが、もはやそうならないことは認識しています)。
こういった取り組みによって、身体の強さも高まるということの一つの答えだと思います(わたしの中では、もちろんそうなるように決まっています)。
身体・動き・意識への認知及び認識が上がることは、心身が強くなるということでもあるのです。
わたしはそれを総じて感覚と呼んでいます。
そのためには、柔らかくしなやかな手足、安定力のある土台(例えば体幹)、順応性のある脳と神経などが必要となります。
コンディショニングでは、まさにそこへ向けてアプローチをしているのです。
強さってなに??
引き続き丁寧に積み重ねていきたいと思います。
