指導チーム(高校生女子バスケットボール部)から、先日プログラムとして伝達したトレーニングに取り組んでいる様子が動画で送られてきました。
一部ご紹介します。
なお、こちらの指示ではなく、彼女たちの自主的な行動です。
素直に頑張っているな〜と感じましたし、意識の方も向上していると思いました。
わたしは例えば、
なぜこれをするのか?
どうなっているのか?
取り組んだことでどうなるのか?
この辺りの説明をきちんと、しつこく、何度も行うように努めています。
スポーツ=競技力の向上を目指しているわけですから、強制的・他動的だけではなく、やはり自主的・自律的に取り組めるようにならないと、向上は見込めにくくなります。
そのためには、上記のような説明を通して、選手も知識をつけていくことが必要だと考えます。
なぜならば、知識はモチベーションを引き上げたり保ったりするのに、非常に重要となるからです。
ただ、デメリットはどうしても時間が長くなりがちだということです。
それによって飽きてしまう選手たちもいるのは事実です。
そこで「丁寧さ」がカギを握ります。
一見遠回りのような選手とのコミュニケーションを通じて、少しずつ丁寧に信頼関係を構築していくことで、選手たちは自発的な行動を模索する様になっていくと感じます(これは、これまでに何千人もの選手たちを現場で見てきた事実からです)。
こうして少しずつ知識をつけた選手たちが、自身への認知と理解をすすめることができると、そこから色々なものが花開くように拡がっていきます。
今回、自主的に動画(30本近く!)を送ってチェックを求めてきたという行動も、そういったことの現れだと思います。
当然のこととして、1本1本にコメントをつけて返信しました。
WEBでこういったことを行うのは、リスクも伴います。
しかし、こちらが運用を間違えなければ、非常に有用であることは事実です。
あの手この手で…選手たちが元気に伸びやかに前向きプレーできるよう、引き続き丁寧に進めてまいります。