Diary

単なるセリフでは出来るようにならない

高校生バスケットボール部コンディショニング・セッション。
ディフェンスについての動画です。
動画の後半部分にありますように、選手が実際に鋭く見事な動きを見せてくれました!

実際に動画冒頭に示した動きだしのイメージ(かなり古いものではありますが…)を全員で観て、確認しながら進めていきました。

一歩目!
反応!
すばやく!
姿勢!
目線!
重心移動!

確認後の取り組みの際には、このような声かけも多くなると思います。
わたしも、ここに至るとそのように言います。

しかし…これらのセリフを言うだけで上手くできるようになる選手は、それほど多くないのが実態だと思います。

そこで、一見関係なさそうなところから、アプローチしてみたりします。
この場合だと、呼吸やお腹の動き、股関節の動き、まっすぐ座って姿勢を整える…そんなところから進めていきます。

その上で、今回の場合は、体幹部から前足(特にかかと)の使い方がポイントになると伝達しながらチャレンジしていきました。

こういったアプローチは遠回りに見えますし、なかなか成果が見えないところ(わたしにはハッキリ見えるので不思議ではありますが…)なので、競技の指導者は嫌がる人が多いと思います。

しかし、丁寧に積み重ねていくことで選手自身の心身が深いところで変化し、上記のセリフが単なる言葉ではなく、身体を動かすための本質的な言葉(=言霊?)として響いてくるようになると感じています。

もちろん、このサイド・ステップだけですべてをカバーできるとは決して思っていません。
しかし、スポーツ選手にとって、動きだしが鋭くなるということは、パワー発揮が上手くなるということとも言えるはずですので、後半の選手が実際に見せてくれたような動きの感覚やイメージを持っていることは、その他の動きについても広く前向きな影響をもたらすと考えております。

しっかりやれ!
なんでこんなこともできないんだ!?
やる気がないんじゃないか!?

これらを言う前に、こちら側が目一杯工夫しなければ…と思います。
引き続き丁寧に進めてまいります。

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