NHKスペシャル
「超人たちの人体」
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pRln1dLjoM/
ボルト選手、大腿部、足裏。
ケレブ・ドレセル選手、無呼吸泳法。胸鎖乳突筋。
キプチェゲ選手、腸トレーニング。高糖質食。
etc…。
なかでも今回は、胸鎖乳突筋のところに注目したいと思いました。
わたしの指導チームでは、呼吸からの運動をしっかり行ってもらうようにしています。
その取り組みの一環として、お腹を抉るように絞るというのがあります。
これは、横隔膜をグッと引き上げる、または横に伸ばすような感じなのですが、できるようになってくると、喉のところもボコっと凹みます(写真は、それを自分で行ってみたところです)。
そして、胸鎖乳突筋などがハッキリとあらわになります。
やはり、科学的データとしてもこれらに連動があり、呼吸活動を高める1つの鍵になっていると感じました。
なお、この状態から一気に横隔膜を下げる感じで、いわゆる腹圧を入れると、非常に大きな力を出すことができます(もちろんこれにも、細かい方法があります)。
その力というのは、四肢を力んで出すものとはまったく違っていて、非常にすばやくスムーズな力です。
この腹圧をスイッチとして動けるようになると、ボールが遠くに飛ばせるようになったり、高く跳べるようにもなってきます。
そのような向上を示した選手たちを数多く見ています。
こういったことがさらに選手たちに定着するように、引き続き丁寧に進めてまいります。

