コンディショニングの一コマです。
何をどうしたらどうなるのか?
その辺りは解剖や生理を用いるとある程度の説得力があります(なお、絶対にこれが全てではありません。解剖や生理で全部説明ができるなどと思っている人がいたら、それはただの大馬鹿野郎です)。
写真のような話は昔からしています(ちなみにこの時は、中学生に向けたものです)。
今日はここから入る予定ではなかったのですが、なんとなく選手たち顔を見たらある程度きちんと説明しようと思いました(カンペも無く、ぶっつけ本番でバーッと書きなぐっております)。
説明をして、現象(前と後の違いなど)を見せ、実施する。
修正し、手を取り、足を取り、実感を持ってもらう…。
やはり、動きのイメージを伴わない座学だけでは、解剖や生理は絶対に理解できないでしょう。
こんな場面もありました。
「とがしさ〜ん、この子全然骨盤が動きません!」
「そうか。じゃ、全員集合〜。ちょっと違う観点から観て、アプローチしてみましょう。」
「ここが仙骨で、ここが腸骨で…(解剖アプリを使いながら説明)。」
仙骨裂孔と第四腰椎陥凹部を、ちょっとクリクリ(当然、この時に意識を入れています)。
「はい。骨盤の動き確認して。」
「ええ〜…動いてる!!」
「大体で良いから、お互いにこの辺クリクリしてから、もう一回骨盤動かしてみてください!」
「はーい!」
このような現象が実際に起こるわけです。
こんなことを、自分の身体に興味を持つことや、動きを意識することのヒントにしてくれれば良いのです。
ストレッチ〜エクササイズ〜フットワークと進め、最終的にはしっかり追い込んで終了。
「良い汗かいた‼️」と3年生が叫んでいました笑笑
引き続き、丁寧に進めていこうと思います。
