先日「とがちゃん!これこれこうで…」と伊勢の師(中村秀一先生)からヒントのメールをいただきました。
それを元に考えて、現場(高校生1年生男子バスケットボール部)にて実践してみた動画です。
まずどちらの脚に不具合があるのかを判別します。
そこから脚周りへアプローチするのではなく、腕のチカラを抜いていきます。
たったこれだけのことなのですが…うまく腕のチカラが抜けると、その後に脚などをチェックした時に、先ほどの不具合が解消していたりするのです。
もちろん、他にももっといい方法や進め方があるとは思います。
その上で今回は、
◎身体というのは繋がっているということ
◎脱力する感じを掴むこと
この2点について、選手たちに実感を持ってもらうべく取り組みました。
選手たちの、話を聞こうとする姿勢や学ぼうとする意識があるというのが前提なれど、上記の2点については伝えることができたと思います。
また、動画の中でも述べておりますが、たったこれだけのことで身体が整うきっかけとなるのであれば、競技練習をする前に実施することをどんどんシンプルにしていけるのではないか?と思います。加えて、競技練習の途中でも実施しやすいとも考えます。
なお、この後体育館へ移動してプッシュ(前方、斜め前)、スプリント、ドライブの動きなどについて確認しながら感覚づくりを行っていきました。
やはり、脱力のあとにはしっかりチカラが出るようになります。
選手たちの動きからそれを見ることができました。
引き続き、トライ&エラーでチャレンジしながら丁寧に進めてまいります。