うまくチカラを発揮するためには、一旦チカラを抜かなければなりません(わたしはそのように考えています)。
しかし、そもそもチカラを出したことが無い、出した感じが分からない…という選手はたくさんいます。
そのような場合に「頑張れ‼️しっかり‼️」とただ言ったところでうまくいきません。
また、いわゆる筋トレをガンガンと実施しても、逆におかしくなってしまうことにも繋がり兼ねません。
動画は少し以前のものになりますが、そういったことを念頭に置いての感覚づくりです。
もちろんそれでも良く分からない選手はたくさんいます。
そのきっかけとして、笑うこと、大きな声を出すことをイメージとして伝えています。
こういった観点で見ると、笑うことや大きな声を出すことは、精神面への影響というだけでなく、身体面にも大きく意味があると言えると思います。
なお、意味合いとしては、以前にアップした動画の続きとなります。
※横隔膜へのアプローチ「ここが働くと動きそのものが変わってきます」
お腹のチカラを抜く(ここで苦戦する人もかなり多いです。その場合はまた違ったアプローチを行います。)
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横隔膜をはじめとしてお腹周りを動かせるようにする
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お腹周りの動きをきっかけにチカラの出し方の感覚を高める
ざっくり言うと、このような流れになります。
この方法はあくまで方法の一つではありますが、チカラの出し方や感覚を身につけると、実はかなり大きなチカラを出せるようになります。
そしていわゆる体幹部が安定してくることで、股関節や肩関節の使い方や動きも良くなってくるのです。
そのため、例えばこの後にジャンプ練習を行うと、いつもより高くすばやく跳べる選手が増えます。また同じ意味合いで、ボールも遠くへ飛ばせる選手も増えます。
選手たちがこのような観点や感覚を身につけ、自分で自分のことを高めていくためのヒントになればと考えております。
引き続き丁寧に進めていきます。