Diary

フォロースルーの確認

先日の大学生とのコンディショニングセッションでの一部です。

バスケットボールのシュートを打ったあとの手や腕の状態、すなわちフォロースルーのイメージを確認しました。

しっかりとした良いフォロースルーのイメージを持ってシュートを打つのか、何のイメージもなく打つのか…両者は中身が大きく違うと思います。

なお、Imakura先生からのたくさんの学び、色々な選手の写真や動画などの観察から…やはりこのような感じのフォロースルーが良いのではないかと考えております。
いまさらこんなことを言っても仕方ないですが…選手時代にわたしが習ったものとはだいぶ違います。
競技スキルというのはどんどん進み、そして変わっていきます。当たり前のことです。だからこそ、まだまだ探求していくことは言うまでもありません。

人はそれぞれ状態が異なります。
そのため、まったく同じシュートフォームにはなりません。

しかし、いずれにしても手・指・腕が自在に動いた方が良いと思いますし、その獲得を目指すべきだとも思います。
それには、手関節の掌屈や背屈、指の屈曲や伸展そして回旋(指の回旋!?)、前腕の回内や回外…それから肩甲骨、頸椎、胸椎…体幹、股関節…そして足関節…結局全部関係してきます。

だからこそ、いま自分はどうなっているのか?という「認識」が重要なのです。

ちなみにこの選手の場合、当初はこのような手・指・腕にならなかったのですが、横隔膜の動きを出したり、スクワットを確認していったりしたことで、この腕のカタチが取れるようになりました。

当然シュート動作の流れも変わり、だいぶ遠くからでも入るようになってきました(正確性=成功率はまだまだですが)。

繰り返しになりますが、さらなる探求を続けながら、丁寧に進めてまいります。

-Diary

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

どこで押す?(プッシュの感覚づくり)

中学生女子バスケットボール部コンディショニング。プッシュの感覚づくりの一場面です。 シャープかつパワフルに前へ進むことをイメージして取り組んでおります。 この日も、ここに至るまでに色々と実施しておりま …

心身が目覚めてきた

現地でのチーム・コンディショニング・セッション。 今回も足関節から。 その後、肩関節及び胸椎、呼吸とお腹、股関節へと進めていきました。 自粛期間から…いくらか心身が目覚めてきた感じでした。 最終的には …

アップリズムで沈み込み、一気に進む

「アップリズムの表現の一つとして」 動画は、とある日のコンディショニングの一コマです。 なお、下記の流れで多方面からアプローチした後に、動画のような練習にも取り組んでいきました。 ◎パートナー・ストレ …

良いところや足りないところ

スポーツ的な側面から。 自分にとって都合が悪いこと(緊張して訳が分からない、プレーが上手くいってない、疲れがたまってきた…など)が起こっているときに、 ◎身体はどうなっているのか?? ◎湧き上がる感情 …

アホのど忘れ

数10分前にあるお店の前を通り、今日は休みだ…ということが分かっていたにも関わらず、その後に休みだということを忘れて、いまからお店に行こうと話をする。 結局なんだかんだでその時は行かずに、次の日に行っ …