


先日の大学生とのコンディショニングセッションでの一部です。
バスケットボールのシュートを打ったあとの手や腕の状態、すなわちフォロースルーのイメージを確認しました。
しっかりとした良いフォロースルーのイメージを持ってシュートを打つのか、何のイメージもなく打つのか…両者は中身が大きく違うと思います。
なお、Imakura先生からのたくさんの学び、色々な選手の写真や動画などの観察から…やはりこのような感じのフォロースルーが良いのではないかと考えております。
いまさらこんなことを言っても仕方ないですが…選手時代にわたしが習ったものとはだいぶ違います。
競技スキルというのはどんどん進み、そして変わっていきます。当たり前のことです。だからこそ、まだまだ探求していくことは言うまでもありません。
人はそれぞれ状態が異なります。
そのため、まったく同じシュートフォームにはなりません。
しかし、いずれにしても手・指・腕が自在に動いた方が良いと思いますし、その獲得を目指すべきだとも思います。
それには、手関節の掌屈や背屈、指の屈曲や伸展そして回旋(指の回旋!?)、前腕の回内や回外…それから肩甲骨、頸椎、胸椎…体幹、股関節…そして足関節…結局全部関係してきます。
だからこそ、いま自分はどうなっているのか?という「認識」が重要なのです。
ちなみにこの選手の場合、当初はこのような手・指・腕にならなかったのですが、横隔膜の動きを出したり、スクワットを確認していったりしたことで、この腕のカタチが取れるようになりました。
当然シュート動作の流れも変わり、だいぶ遠くからでも入るようになってきました(正確性=成功率はまだまだですが)。
繰り返しになりますが、さらなる探求を続けながら、丁寧に進めてまいります。