中学生男子バスケットボール部WEBコンディショニングからです。
先日のクロス・ステップ・ドライブの続きとなります( https://wealth-oak.club/2020/04/21/2020042103/ )。
クロスにプッシュした瞬間にその脚をすばやく引き
一瞬正対する姿勢になり
もう一度クロスでドライブしていく
そのような流れの動きになります。
ディフェンスのリズムを崩したりするのが目的の一つです。
なお、表現として
「あちっ!」で脚をすばやく戻すと言っております。
家のなかでもできる、ボディ・オペレーション(身体運用)の一環として取り組んでいきました。
例えば、こういったことなどが問われてくると思います
・最初の構えかた(どこに力を入れて、どこを抜くのか?)
・股関節の回旋の使いかた(内旋、外旋、内転、外転)
・体内重心の移動(上、下、斜め、後ろ)
このような動きによるプレイは、たくさんの選手が自然に行っているとも思います。
しかし、その大部分が無意識(という意識)のもとに行われているようです。
このように取り出して意識しながら行ってみると、うまくいかない選手がかなり見受けられるのです。
つまり普段は「たまたまうまくいった」に近い状態でプレイしていることが多いのではないでしょうか?
コンディショニングで取り組んでいる、ゆっくりした動き、小さな動きはまさにそこにフォーカスしているとも言えるのです。
「たまたまうまくいった」を
「いつでも確実にできる」に。
言い換えますと
「感覚をスキルに」ということになります。
内観を探り、身体の小さな動きや力の流れのようなものをつかむアプローチを重ねていくと、大きな動きの際にも繊細なコントロールをすることが可能になってきます。
それこそが技術向上のカギであると考えています。
さらなる進歩を目指して丁寧に進めてまいります。