M高校に伺ったときのお話をご紹介します。
初日のコンディショニングが終わり、夜は保護者の皆さまとの懇親会に参加させていただきました。
久しぶりにお会いした3年生の保護者の方々や、初めてお目にかかった1〜2年生の保護者の方々と色々なお話をさせていただき、非常にありがたい時間となりました。
懇親会も終盤に差しかかった頃、キャプテンのお母さまであるSさんとお話する機会がありました。
その中で、
「最初はこのトレーニングで本当に良いのかと不安や疑問があったけれど、変わってきている子ども達を見て、本当にすごいことだったんだと思いました。先日のブロック大会の中で、いままでトントンの勝負だった相手との試合がありました。その試合で相手とこちらと全く違いが出ていることを実感しました。だから早くお礼を言いたかったのです。」という趣旨のお話をしてくれました。
外部の立場であり、またすぐには成果として現れにくい、さらにその成果の因果関係もわからない…そのようなことをしているわたしにとっては、これ以上ないありがたい言葉でした。
くわえて、保護者の皆さまからそういう声を直接に聞かせていただける機会もそんなにはありませんので、貴重な感想としてしっかり受け止めました。
わたしはSさんに、
「ありがとうございます。時間を取って継続を促してくれた先生と、実際に続けた選手の成果です。それにまだ何も成し遂げていませんので、ぜひこの続きを福島(インターハイ開催地)でお話しましょう!」といったことをお伝えしました。
2日目のコンディショニングでは、主役である選手たち…なかでもSさんのご息女であるキャプテンが、見事な成果を見せてくれました。
これまでのコンディショニング的な課題が大きく改善されつつあることを目の当たりにすることができ、鳥肌が立ちました。
そして、それもきっかけの一つにしてチームの雰囲気が一気に変わった瞬間に立ち会うことができました。とても嬉しく思います。
ごらんになっていた先生からも良い評価をいただけました。
「常に変わり続ける」ということを不変の思いとして取り組んでおりますが、さらなる進化と深化を目指さなければならないとあらためて気の引き締まる出来事でした。
引き続き、チームのさらなる発展のお役に立てるように精進していきたいと思います。